ソフトウェア開発を手がけるTRIDENTは7月24日、人工知能(AI)技術を活用してソフトウェアテストを自動化するWebサービス「Magic Pod」のベータ版を一般公開し、提供を開始したと発表した。

コンセプト動画の説明画面

「Magic Pod」は、画面を自動操作することでテスト作業を効率的に行う「テスト自動化」のWebサービス。ディープラーニングを始めとするAI技術を使い、アプリの画像から画面項目を自動検出するので、これを選んでいくだけで人間でも理解可能なテストスクリプトを作ることができるという。

「Magic Pod」の利用プランとして、20テストケースまでは無料で作成することができる「フリープラン」のほか、テストケース数に応じて「ベーシックプラン」や「商用サポートプラン」「エンタープライズプラン」が用意されている。

今後は、Webアプリ・デスクトップアプリ・組込機器など対象システムの拡大をはかるとともに、ホワイトワーカーのデスクワークを効率化するRPA領域への展開も検討しているという。