AIによるマーケティングの解析ツール「AIアナリスト」を提供しているWACUL(ワカル)は7月12日、同解析ツールに新しい分析手法を追加したと発表した。

今回、Web広告の間接効果分析が追加されたことで、CVR(ユーザが購入や問い合せなどに至った割合)だけでなく、CV(購入、問い合せなど)に至ったユーザへのサービスの認知に各Web広告がどの程度貢献しているかを把握できるようになった。そのため、広告予算配分の最適化を支援できるようになったという。

同サービスでは、複数回サイトを訪問したのち最終的にCVに至ったユーザーが、初めてサイトを訪問した時の流入元を認知効果があったとして評価。Web広告のみでなく、コンテンツマーケティングでも同様の指標が利用できる。

認知獲得レポートのサンプル画像

利用シーンとしては、予算見直しの際に費用対効果の低い予算を特定したい場合や、CV以外の指標を用いたWeb広告効果の判断ができない場合、自社サービスの認知を広めることに貢献しているWeb広告を特定したい場合などが挙げられる。

現在は、リニューアル後の一部機能を無料で利用できるようになっているという。