大日本印刷(DNP)とりらいあコミュニケーションズは6月22日、システムやツールを使ってマーケティング業務の自動化・最適化を行うマーケティングオートメーション(MA)の運用支援で協業を開始すると発表した。

マーケティング戦略の立案やMAツールの導入、データに基づくプロモーション施策の実行などデジタルマーケティングに必要なサービスをワンストップに提供してきたDNPと、電話を活用したテレマーケティングをはじめBPOサービスで培った業務分解ノウハウや人材の確保、戦力化に強みを持っているりらいあコミュニケーションズが協業することで、MAを導入した企業が抱えている運用課題を解決し、デジタルマーケティングを支援するという。

両社はMA運用業務を分解し、高度な判断やスキルが必要な領域と標準化が可能な領域で顧客企業向けに配置する人材を最適化したチームを編成。マーケティング施策の効果を最大化するとしている。また、両社の体制を強化することにより、MAツールの導入だけでなく、これまで対応が難しかったすでに導入済みのMAツールの運用支援も可能とのことだ。

協働のイメージ

今後両社は、デジタルマーケティング支援事業においてMA運用の後工程にあたる施策の実行で、マーケティング・BPO領域の強みを活かし、約200億円の売り上げを目指すとしている。