コトラボはこのたび、5月22日付けで、名古屋市と「公園情報の発信と活用に関する協定」を締結したことを発表した。

同協定は、コトラボの運営する公園情報アプリ「PARKFUL」を通じた公園情報の発信・活用により、名古屋市内の公園の利活用促進および、にぎわいづくりへ繋げることを狙いとするもの。政令指定都市との協定締結は、名古屋市が初となる。

名古屋市では、2012年に「公園経営基本方針」、2013年に「公園経営事業展開プランを」策定し、公園の魅力情報の発信を進めてきた。今回、公園経営基本方針で掲げている「多様な情報ツールの活用」の一環としてPARKFULの活用に着目し、同協定に至ったという。

取り組みイメージ

同協定に基づき、今後は、情報発信の第一弾として、名古屋市より市内約1450公園の住所・面積・設備情報をPARKFULに掲載。モバイルアプリの特性を活かし、マップで公園の場所を知ることができるほか、規模や設備情報を手軽にチェックすることが可能となる。

また、PARKFULアプリの普及・活用を進めることで、利用者に公園を楽しんでもらうだけでなく、地域の公園の魅力を発信する当事者になってほしいという狙いもある。

これらアプリの利用データはコトラボが分析し、名古屋市へフィードバックする予定。同分析を管理者に向けた「公園の利用状況の見える化」につなげることで、公園の質向上へ活かしていく。