NECネッツエスアイ、テレワーク勤務を全社員向けに本格導入

NECネッツエスアイは5月24日、働く場所と時間帯の制約を取り払ったテレワーク勤務を7月から全社員を対象に本格導入すると発表した。さらに、ICTやAIを活用した働き方改革を推進する仕組みを順次導入し「生産性向上」「効率向上」、「イノベーションの創発」を促す新しい働き方の実現に取り組むほか、「2020年に向けたテレワーク国民運動プロジェクト(テレワーク・デイ)」(7月24日)において、首都圏勤務のホワイトカラーの50%以上がテレワーク勤務を行い、自社におけるテレワークの定着化と、検証結果を踏まえたソリューションを提供していく方針だ。

テレワーク勤務の概要は、対象者が5000人の全社員となり、利用回数は制限なし、時間は所定時間7.75時間(半日利用、時間利用、断続勤務、テレワーク勤務とオフィス勤務との組み合わせも可)、場所は 自宅、実家、自社拠点、グループ会社のオフィス、契約サテライトオフィス(全国80カ所)、勤怠管理ツールはテレワークウオッチ(同社が販売中のソリューション)。

また、テレワーク・デイの対象者は本社地区勤務の従業員で、スタッフ部門・営業部門1000人の50%以上がテレワーク勤務(終日もしくは午前中)、経営層の会議出席役員の半数がテレワークで会議に参加する。同社では、働き方改革を推進する取組みとして「働き方の見える化」「業務プロセス改革」「組織を超えて社員のインテリジェンスをつなぐ共創ワーク環境」の3点を挙げている。

働き方の見える化では、業務PCにエージェントソフトを組み込み、個人の業務を見える化し、BI(Business Intelligence)を活用して業務プロセスのボトルネックを分析した結果を用いて、働き方改革のマネジメントプロセスを回す。

業務プロセス改革については、PCでの定型的な作業をソフトウエアで自動化するRPA(Robotic Process Automation)の導入し、スタッフ部門への問い合わせと応答(FAQ)を自動作成する仕組みを構築する。

組織の壁を超えて社員のインテリジェンスをつなぐ共創ワーク環境に関しては、業務スピードとクオリティ向上のため、AIを活用して社員が持つ知恵や経験、人脈などの情報を自動で収集、分析し、マッチングに活用。議論の活性化とクリエイティブワーク実践に向けてプロジェクションマッピング技術を活用して離れた場所同士をあたかも隣にいるようにつなぐ同社の「SmoothSpace(スムーススペース)」を活用。

なお、同社では取組みに先立ち、業務の電子化による紙を使わない業務環境(ノーペーパーワーク)を推進や、社員の業務PCを原則シンクライアント化、離れた場所のメンバーと手軽にコミュニケーション、コラボレーションができるインスタントメッセージやテレビ会議の導入・活用などのテレワーク基盤を整備している。

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