MMD研究所は5月18日、15歳以上の男女3万6692人を対象に実施した「2017年SIMフリースマートフォン購入者調査」の結果を発表した。

SIMロックのかかっていないSIMフリースマートフォンについて、考えに近いものをきいたところ、「名前だけは聞いたことがある」が34.7%で最多となった。これに「だいたいどんなものかわかる」が23.8%、「まったくわからない」が21.0%と続いた。「現在利用している」と回答した人は9.2%だった。

SIMフリースマートフォンの認知・利用状況 資料:MMD研究所

これを認知から現在利用までのファネルで表すと「認知」79.0%、「内容理解」44.3%、「利用検討」20.5%となり「現在利用」は9.2%となったという。

男女別では「認知」は男性が53.6%、女性が46.4%と近い割合となったが、「内容理解」は男性が64.0%、女性が36.0%、「利用経験」は男性が65.0%、女性が35.0%と、「内容理解」以降は女性の割合が男性と比較すると約半数に減少することがわかったという。

SIMフリースマートフォンを利用している1036人に、現在利用しているSIMフリースマートフォンについて聞いたところ、メーカー別では「Apple」が25.1%と最も多く、これに「ASUS」が13.0%、「HUAWEI」が12.5%と続いた。

現在利用しているSIMフリースマートフォン(メーカー別) 資料:MMD研究所

シリーズ別では、「iPhone SE」が8.1%と最も多く、「iPhone 5s/5c」が5.3%、「iPhone 7/7 Plus」が5.2%、「arrows M02」が4.7%、「HUAWEI P9 lite」が4.2%と続いた。

現在利用しているSIMフリースマートフォン(シリーズ別) 資料:MMD研究所