英国の教育専門誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーションを有するTES Globalは3月30日、ベネッセグループの協力のもと、「THE世界大学ランキング 日本版2017」を発表した。
総合順位では、1位東京大学、2位東北大学、3位京都大学、4位名古屋大学、東京工業大学、6位大阪大学、7位九州大学、8位北海道大学、9位筑波大学、10位早稲田大学、11位慶應義塾大学、12位広島大学、13位神戸大学、14位一橋大学、15位国際基督教大学、16位千葉大学、17位長岡技術科学大学、18位上智大学、19位金沢大学、20位国際教養大学となった。
世界版ランキングは「研究力」を軸に据えているが、日本版ランキングは、日本の教育事情により即した形で大学の魅力や特性が表れるように、大学の「教育力」を測る設計となっているという。指標は「教育リソース」「教育満足度」「教育成果」「国際性」の4分野11項目で構成。既存の大学ランキングが主に入学時の学力を軸に作成されている一方で、今回のランキングは学生の学びの質や成長性に焦点を当てたとのこと。
分野別順位の1位には、教育リソースは東京医科歯科大学、教育満足度は国際教養大学、教育成果は東京大学、国際性は立命館アジア太平洋大学が選ばれた。