博報堂、住友商事、三井住友海上火災保険、大修館書店、および安田不動産は3月27日、神田錦町の複合ビル「テラススクエア」の屋上農園で、富山県氷見市のワイナリー「SAYS FARM(セイズファーム)」と共同でワイン造りを開始した。

オフィスビルに囲まれた地上13m、広さ50平方メートルの屋上農園に、SAYS FARMが提供した30本のピノ・ノワールの苗を植えたという。SAYS FARMは富山県氷見市から定期的に出向き、栽培監修をする。

苗を植える様子

テラススクエアのブドウ畑で栽培するピノ・ノワールと富山県氷見市のSAYS FARM 同時期に苗植えして栽培するピノ・ノワールを用いて、SAYS FARMの醸造所でワイン1樽(ボトル300本分)を造る予定。最初のワインは2020年春頃に出来上がる予定だという。

テラススクエアのブドウ畑をシンボルとして、神田錦町のオフィスワーカーや地元の方々と、インポーター、レストランオーナーなどのワイン関係者が集まり、収穫祭などのワインイベントを定期的に開催し、ワインを通したコミュニティづくりを目指す。