お笑い芸人批判騒動の渦中にある脳科学者・茂木健一郎氏(54)が26日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)にゲスト出演し、先週の放送で同氏を「笑いのセンスがまったくない」と切り捨てたお笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(53)と対面した。

松本人志(左)と茂木健一郎氏

茂木氏は、政治風刺などで笑いを取る海外と比較して、日本のお笑いに対する批判をツイッターで展開。お笑い芸人から次々と反発の声が上がる中、先週の放送で松本は「笑いのセンスがまったくないから、この人に言われても刺さらない。ムカッとも全然こない。全然面白くないから」と冷ややかに突き放していた。

スタジオに登場した茂木氏はしょんぼりした様子を見せて出演者爆笑。「一連のことで一番心に刺さったのが、松本さんの『センスがない』」と吐露しつつ、作家の乙武洋匡氏(40)の擁護に手のひら返しするような態度を見せると、松本は「ちょっと、センスよくなってきた」と再評価の雰囲気に。

また、「僕は日本のお笑いがもともと大好き。なんばグランド花月にもたくさん行ってて」とお笑い好きであることをアピールし、「本当はお笑い界へのエール、応援のつもりだった」と釈明。先週の放送で使われた写真のキリンのTシャツもセンスがないと指摘されたことに触れ、「お気に入りのTシャツ」と主張するも、松本は「なぜ今日、キリンのTシャツを着てこないのか」とチクリ。

最後に改めて反省の弁を述べた茂木氏は「今後はキリンのTシャツ着て来ます」と宣言。すると松本は、「今度はないねん。今度着て来たらおもんないねん。全部逆やねん」とダメ出しを連発し、茂木氏は頭をかかえて笑いを誘っていた。