俳優の菅田将暉が、自身の出演するau「三太郎シリーズ」のCMソング「見たこともない景色」で、6月7日にCDデビューすることが決まった。
この楽曲は、もう1人の自分が、自分自身を応援する熱い思いを歌った応援ソング。CD発売に先行して、きょう22日午前0時から、配信ストアでの配信が開始された。
発表は、21日19時に、東京・渋谷スクランブル交差点の5面ビジョン(シブハチヒットビジョン、DHCビジョン、Q's eye、グリコビジョン、109フォーラムビジョン)を、菅田本人のコメントで一斉にジャックして実施。そこで「見たこともない景色」のミュージックビデオ(MV)も初公開された。
MVでは、楽曲の勢い・熱をそのまま映像で表現し、「唄い続ける男」と「走り続ける男」を菅田が体現。バックバンドを従えてのバンド演奏シーンもあり、走り続けるシーンでは、汗をかいて泥臭くても、もがき、苦しみ、必死にその先にある光に向かうひたむきさを訴えかけている。
菅田は、この撮影と普段の俳優としての演技を比較して、「『カメラを見るか見ないか』という違いは大きいなと思いました」と感想。音楽活動を展開していくことについては「正直まだ実感がわいていません。やっぱりステージに立って"生"でお客さんの前で歌うということを、まだしていないからだと思います」と語る。
一方で、「僕が音楽アーティストをやっていいのだろうか、そして僕に何ができるんだろうか?という思いはやはりどこかにあります」と不安を吐露しながら、「今の僕にしかできないことってきっとある気がしています。これまでにないワクワクする気持ちが生まれていて、音楽活動を自分自身が楽しみ、信じて、作品づくりをしていきたいと思います」と意欲。
今後については「シンプルにまずはLIVEをすることです」と言い、「いつか自分の書いた言葉を、自分から出てくるメロディで、自分で演奏してパフォーマンスできるようにするのが目標です」と意気込みを示している。