女優の田中麗奈が、きょう18日に放送される東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『真昼の悪魔』(毎週土曜23:40~)の第7話で、"セルフ・オペ"のシーンに挑戦する。
このドラマは、1980年に発表された遠藤周作の同名医療ミステリーを、東海テレビのドラマ『火の粉』(16年)のスタッフが再集結して初めて映像化したもの。田中は、社交的で明るく、患者にも良い評判の裏で、衝動的に悪のスイッチが入るという女性医師・大河内葉子役を演じている。
今夜放送の第7話では、葉子が自宅でセルフ・オペをするという展開に。田中は、このシーンについて「読むだけで貧血になりそうで、最初に台本を読んだときはびっくりしました」と振り返りながらも、「映像でこういうシーンをやったことのある方は今までいないのではないか?とも思いましたし、この先こういったシーンもなかなかないと思い、大チャンスだと感じました」と、やりがいを見出した様子だ。
同シーンの撮影は5時間もかかったそうで、「自分でも本当に手術しているような感覚になり、ものすごい集中力を使ったと思います。終わったあとはグッタリ疲れました(笑)」と吐露。それでも、「本当に貴重な体験をさせていただき、私はなんて幸運なんだろうと思っています」と言い、「前代未聞とも言えるそのシーンは、ぜひ見ていただきたいですね」と声を弾ませていた。
共演の中村蒼は「自分でも自分が分からないという思いに気がついて、少し弱っている葉子先生を多く見ることができる回だと思います」と説明。遠山圭介プロデューサーは「死の恐怖と闘いながら自分の体にメスや鉗子を当てていく、今までにはない葉子の必死な姿が見られます」と予告している。