Microsoft、大西洋の海底ケーブルで160Tbpsのトラフィック

Microsoftは16日(現地時間)、現在作業中の海底ケーブル拡張工事が2017年後半に完了し、LANの延長として使えると公式ブログでアピールした。

現在Microsoftは世界38地域で数百ものデータセンター(DC)を接続し、その間をネットワーク接続しているが、快適なネットワーク環境を実現するため、「最適なレイテンシを実現するため、顧客の側に設置」「ネットワーク障害からの復帰を保証するため、容量と復元力のコントロール」「SDN(Software-Defined Networking)を介した大規模ネットワークトラフィックの積極的な管理」と、3つの指針を掲げている。

MicrosoftのグローバルWAN(公式ブログより抜粋)

MicrosoftのパブリッククラウドであるMicrosoft AzureやOffice 365のデータを格納するDCは、仮想プライベートクラウド接続を行う「Azure ExpressRoute」を利用することで、インターネットを介さない低遅延でLANの延長的存在となるネットワーク環境を実現可能だが、世界各国のExpressRouteパートナーエコシステムとの協業によって、ネットワークを構築していると同社は説明している。

Microsoftと協業するExpressRouteパートナー(公式ブログより抜粋)

さらにMicrosoftはネットワークインフラを更に強化させるため、バージニアビーチ(米国バージニア州)とビルバオ(スペイン)の間にFacebookと共同開発した6,600kmの海底ケーブル「MAREA」が2017年10月に稼働予定であることを明らかにしている。MAREAは大西洋を8本のファイバベアを海底ケーブルとして繋ぎ、160Tbpsのネットワークトラフィックを可能にする。

海底ケーブル「MAREA」の配置イメージ(公式ブログより抜粋)

DC間のバックボーン。光ファイバーケーブルで接続している(公式ブログより抜粋)

阿久津良和(Cactus)

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