東京医科歯科大学(TMDU)は、英国の世界大学評価機関のクアクアレリ・シモンズ(QS)により発表された分野別QS世界大学ランキングの歯学分野において、日本第1位、世界第3位、医学分野でも日本第4位、世界101-150位の評価を獲得したと発表した。

分野別 QS 世界大学ランキング(歯学分野・医学分野)における東京医科歯科大学の順位(2017)

QS世界大学ランキング(QS World University Rankings)は、QSが毎年発表している大学ランキングで、世界で広く使われている大学評価指標のひとつ。分野別ランキング(QS World University Rankings by Subject)は、主要46学術分野を網羅しており、詳細はQSのWebサイト(歯学分野・医学分野)で閲覧することができる。

また、QSが公表している情報では、歯学分野において同大学は総合評価で世界第3位であるとともに、Academic Reputation(全世界の当該分野の大学教員からの評判スコア)が世界第1位という評価も得ているという。そのほか、QSと同じく世界大学ランキングを実施しているイギリスの高等教育機関情報誌のTimes Higher Educationが発表した「世界最高の小規模大学ランキング(World’s Best Small Universities 2017)」でも同大学は日本第1位、世界第17位に選出されている。

なお、同大学は文部科学省の「研究大学強化促進事業」および「スーパーグローバル創成支援(タイプ A:トップ型、世界大学ランキングトップ100を目指す力のある、世界レベルの教育研究を行うトップ大学)」の支援対象大学に選定されており、「知と癒しの匠を創造し、人々の幸福に貢献する」という基本理念のもと、研究力や国際競争力の強化に努めているということだ。