ミロク情報サービス(MJS)は、個人事業者や小規模法人向けのクラウド会計サービス「記帳くんCloud」を会計事務所経由で4月11日より販売する。「記帳くんCloud」は同社の会計システムとして初のパブリッククラウド対応製品となる。1977年設立の同社は、会計事務所のための基幹業務パッケージ「ACELINK NX-Pro」など8,000を超える会計事務所ユーザーを擁し、会計事務所を通じて数多くの企業の経営を支えている。

今回、同社が提供開始する「記帳くんCloud」は、ACELINK NX-Proとのデータ連携が可能で、データ作成や各種勘定科目の初期設定は、会計事務所が行い、ユーザーはブラウザでログインして運用を開始。経理担当者や経営者、管理者など複数の担当者が同時に利用でき、会計事務所担当者との迅速なやりとりも可能になる。

「記帳くんCloud」システム概要

「記帳くんCloud」公式サイトには、日々発生する領収書や請求書、各種伝票を自社で記帳する(自計化)ことが資金繰りの判断や経営課題の分析をリアルタイムで行うための近道であることを解説している。

なお、同社は子会社であるMJS M&Aパートナーズ(mmap)とともに中小企業の事業承継や事業再生の支援体制を強化。2月時点で約2,000の会計事務所との業務提携パートナー契約を結ぶなど、中小企業活動支援を推進している。