freeeは3月6日、クラウド会計ソフト「freee」において、内部統制に対応したプラン「エンタープライズプラン」を提供開始したと発表した。

「エンタープライズプラン」は、経済産業省より公表されているシステム管理基準追補版(財務報告に係るIT統制ガイダンス)追加付録に準じて、必要な機能を備えており、内部統制報告制度に対応した業務を行うことが可能。

そのため、内部統制が必要な上場企業、上場準備段階の企業、資本金5億円以上または負債200億円以上の株式会社でも「freee」を利用することができ、企業の拡大期にソフトの変更が不要になるという。

「エンタープライズプラン」で提供される主な機能としては「仕訳承認履歴の表示と承認者指定による検索」「ユーザー情報の更新履歴の確認」「ユーザーの権限変更の確認履歴表示」「ユーザーのすべての操作ログ取得」「開始残高・期末残高更新履歴表示」がある。

これまで提供していた「ライトプラン」(月額1980円)、「ビジネスプラン」(月額3980円)の料金体系は月額制だが、「エンタープライズプラン」は個別見積りとなる。

「freee」の3つのプラン