NECは2月15日、レッドハットとオープンソースソフトウェア(OSS)の分野で協業し、ユーザーのコンテナアプリケーションを活用したDevOpsの実現に向けて支援を強化すると発表した。一環として、Red Hat OpenShift Container Platformをサポートする。

Red Hat OpenShift Container Platformは、DevOpsに対応したコンテナアプリケーションの継続的な開発からデプロイメントについて、自動化が可能なコンテナプラットフォーム。従来、国内ではオンプレミスのシステム上に構築された同プラットフォームのサポートは、レッドハットのみが提供していた。

今回、新たにNECからもサポートの提供が可能となり、具体的にはシステム構築時のQ&Aやトラブル時における問い合わせに対して、NECの技術者から日本語で対応し、ユーザーのコンテナアプリケーションの開発・運用についてDevOps実現を支援するという。

Red Hat Enterprise LinuxやRed Hat JBoss Middlewareと合わせて、Red Hat OpenShift Container Platformを活用したオンプレミスシステムのワンストップサポートが可能となった。

また、NECはRed Hat JBoss MiddlewareなどのOSSミドルウェアを10年以上サポートしており、OSSミドルウェアやコンテナプラットフォームについてRed Hat OpenShift Container Platformと組み合わせた一元的なサポートが可能となり、運用性向上に貢献するとしている。

なお、オンプレミスのシステム上のRed Hat OpenShift Container Platformについて、レッドハット以外からのサポートの提供は、国内初だという。