第一生命保険は2月13日、第30回「第一生命のサラリーマン川柳コンクール」の全国優秀100作品を発表した。全国のサラリーマン・OL・主婦など幅広い世代を対象として、2016年9月~11月に募集した中から選ばれたもの。

第30回「第一生命のサラリーマン川柳コンクール」全国優秀100作品1~21

第30回「第一生命のサラリーマン川柳コンクール」全国優秀100作品22~53

第30回「第一生命のサラリーマン川柳コンクール」全国優秀100作品54~85

第30回「第一生命のサラリーマン川柳コンクール」全国優秀100作品86~100

同コンクールは1987年から実施されており、今年で30回目。第10回(1996年)以来20年ぶりに応募数5万句を突破する5万5,067句(前年39,551句)が寄せられ、累計応募数は110万句を突破した。

今年は、「職場」や「上司・部下」にまつわる句が多く、中でも昨今のサラリーマンの働き方の変化を描いた句が目立ち、「ノー残業」「効率化」といったワードを切り口に、日々頑張るサラリーマンの悲哀を表現したものが入選。また、働く女性が増えるなか、女性応募者による働き方にまつわる句の入選も目立った。

入選作品100句は同社ホームページ上で発表するとともに、2月13日~3月17日に日比谷本社(東京都千代田区)でも掲示されている。

2月13日~3月17日、全国傑作100選の中から今年のサラリーマン川柳ベスト10を決める投票を受け付けている。投票は、同社の「生涯設計デザイナー」が届ける専用の「投票用紙」を提出するか、本社1階またはインターネットから。投票者の中から抽選で総計1,000名に「Nikon ミラーレス一眼カメラ ダブルズームレンズキット」などの賞品も用意されている。投票結果は、5月下旬に発表予定。

歴代1位の中から選ばれた作品は?

さらに、特別企画として行われた歴代1位作品のファン投票には、第5回(1991年)の作品「まだ寝てる 帰ってみれば もう寝てる」(遠くの我家)が選ばれた。

また今回、女性ならではの視点で日常のささやかな出来事を5・7・5で詠った「女性限定 かがやけ私部門」ベスト5も決定。選ばれたのは、1位「恋の数 結論言えば 泣いた数」(あい)、2位「無理しない ココロはいつも すっぴんで」(ノーメイク)、3位「オンオフを 上手に出来る 女子力で」(ノア)、4位「雑用も 笑顔でかわす 術を知る」(三十路)、5位「婚活に 百合子カラーの 勝負服」(みらいむ)。