ゼンショーホールディングス、はま寿司、ソフトバンク、ソフトバンクロボティクスは、「はま寿司」で人型ロボット「Pepper」を店頭の受付や案内業務に活用する実証実験を開始した。

はま寿司浦和店で案内業務を行うPepper

ゼンショーホールディングス、はま寿司、ソフトバンク、ソフトバンクロボティクスは、「はま寿司」で人型ロボット「Pepper」を店頭の受付や案内業務に活用する実証実験を開始した。

今回の実証実験では、専用のアプリケーションを搭載したPepperをはま寿司の店舗に設置し、はま寿司独自の案内システムとPepperを連携させるもの。Pepperは、来店した客に対して人数および希望する座席の種類をヒアリングし、空席がある場合は座席の番号札を発券して案内する。満席の場合は整理券を発券し、座席が 用意できたら客を呼び出して座席の番号札を発券して案内するという流れとなる。

現在はま寿司では、店員が会計などの業務と並行して案内業務を行っているが、Pepperが受付から案内までを行うことで店員は他の業務に集中できるようになり、さまざまな場面で待ち時間を短縮できるようになるという。

実証実験の実施店舗は、東京都・ウィラ大井店(東京都、2016年10月19日~)、栃木県・真岡店(2016年12月14日~)、埼玉県・浦和店(2017年1月12日~)の3店舗。また、はま寿司は、今回の実証実験の結果を踏まえ、全国の店舗に向けて多店舗展開を検討していく予定ということだ。