お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(53)が、29日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、21日に亡くなった俳優・松方弘樹さん(享年74)との思い出を語った。
数回の共演はあるものの、プライベートで会うことも度々あったという松本。1年ほど前、ある有名なステーキ屋で隣の席になり、「お久しぶりです」とあいさつした数日後に松方さんは入院。「もしかしたらご自身は分かっていて、おいしいもの食べて入院みたいな感じやったのかも」「その頃のことを思い出します。『たまには番組呼んでよ』みたいなことをおっしゃってたんですよ」と突然の別れを惜しんだ。
また、ダウンタウンが東京に進出して間もない頃、松方さんとの初対面のエピソードも。松本は不在で相方・浜田雅功(53)から後日聞いたらしく、「番組終わりで打ち上げみたいなのしていたら松方さんが来て」。そこで松方さんは「がんばってるね。今日はスタッフとどんどんやりなよ」と浜田らに声を掛け、現金100万円を置いていったという。
松本は「100万円置いていくってすごくないですか?」と興奮気味に話し、「俺がそれやったら『あいつ、いよいよ薬はじめた』と言われる」と冗談を交えるとスタジオは爆笑。「これはすごいな」と松方さんの豪快な一面を懐かしんでいた。