日テレ×WOWOW×Hulu共同制作ドラマ『銭形警部』の完成披露試写会&舞台あいさつが25日、都内で行われ、鈴木亮平、前田敦子、三浦貴大、栗田貫一が出席した。

左から栗田貫一、前田敦子、鈴木亮平、三浦貴大

日本テレビ、WOWOW、Huluの共同制作となる同ドラマは、『ルパン三世』でお馴染みのキャラクター・銭形警部(鈴木亮平)を主人公にした実写ドラマ。銭形以外には警視庁捜査一課の若き女性刑事・桜庭夏希役に前田敦子、同じく捜査一課の刑事・国木田晋太郎役には三浦貴大が演じ、エリート警部ながらも熱血かつ人情に熱い銭形と彼を取り巻く人間模様を描く。日本テレビ、WOWOW、Huluともに全く異なるストーリーが展開する。

日テレ版の完成披露試写会が行われたこの日は、試写会前に鈴木らキャスト陣が登壇して舞台あいさつ。主演の鈴木は「お話を受けた時、銭形警部が主人公の作品をイチ視聴者として見てみたいなと思いました。でもクランクイン間近になり、俺があの銭形警部をやるんだと思うと段々怖くなっていって、『しまった!』と思いましたね」と告白しつつ、「でも途中から銭形警部のセリフ回しを自然にできたので、演技って楽しいなって思いました」と満足げ。そんな鈴木との共演に前田が「鈴木さんが銭形警部と聞いてピッタリだと思いました。それだけでも見たいなと思いましたし、参加させていただけるなら鈴木さんと聞いてすごく安心しました」とクランクイン前から安堵したようで、実際にロケに入っても「研究熱心さもそうですし、現場でもこの人はすごい役者さんだなと思いましたね」と鈴木を絶賛していた。

舞台あいさつの最後には、ルパン三世の声優を務め、同ドラマではナレーションを担当した栗田貫一も登壇。主演の鈴木に花束を手渡して「拝見しましたが、感動しました。内容がすごいし作品として素晴らしかったです。演じた役者さんに力があり、鈴木亮平に驚きました。ここだけの話、申し訳ないんだけど山寺宏一よりいいんですよ」と最大の褒め言葉。栗田の言葉を受けた鈴木は「正直現場ではどうしてもルパンに無断にやっている感じが拭えなくて後ろめたさがあったんですが、(栗田のナレーションを聞いて)初めて本物のルパンにお墨付きをもらった気がします」と笑顔だった。

日テレ×WOWOW×Hulu共同制作ドラマ『銭形警部』は、日テレ版が2月10日に日本テレビ系『金曜ロードSHOW! 銭形刑事』(21:00~)、WOWOW版が2月19日よりWOWOW『連続ドラマW 銭形警部 漆黒の犯罪ファイル』(全4話 毎週日曜 22:00~)、Hulu版が2月10日(日テレ版放送終了後)よりHulu『銭形警部 真紅の捜査ファイル』(全4話)を独占配信。