お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(53)が、22日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、格闘家でタレント・角田信朗(55)がブログで告白した確執騒動について言及した。
番組冒頭、司会の東野幸治(49)からこの話題を振られると、「これは本当に……。全然しゃべりますよ、しゃべりますけど、こんなカビの生えたような8年前の話、します?」と呆れ顔。「この話するぐらいならマギーの話を……」と笑いを誘いつつ、角田が確執と主張する出来事を語り始めた。
松本の話によると、事の発端は8年前。日本テレビ系『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』でお笑い芸人を集めた大規模な企画「たたいてかぶってジャンケンポン」を行うことになり、そのレフェリーとして角田に出演オファー。衣装まで決まっていたが、収録の2日前に角田サイドがドタキャンし、代役が見つからなかったためにその日の収録が中止になったという。
松本は「ドタキャンされたんですよ!」と強い口調で明かし、「ご本人分かってないのかな。事務所の人に任せてたのか」と首をかしげる。「いろんな芸人さんのスケジュールをおさえてたのに『ごめんなさい。ナシ』となったんです。これは正直、大問題というか。僕が怒っているとかそういうことではなくて、番組とか吉本とか、もっといえば日本テレビとの問題。共演NGとか、そんなちっちゃい話ではないんですよ」と訴えた。
「なぜここへきて急に、8年経ってから僕を名指しでおっしゃっているのか、ちょっとよく分からない」と困惑する松本。「この世界のしきたりといいますか。その人と数カ月後に笑いながら番組してたら、ほかの人からしたら『なんやねん』という話になってきますから。これは無理でしょということなんです。僕どうこうじゃない」と重ねて説明し、「8年経ってブログでというのもルール違反じゃないか」と問いかけながら、「これを受け、またブログでというのも」「会社通してやってほしい」と今後はブログでの一方的な主張を自粛するよう求めた。