2016年8月26日の公開以来、大ヒット上映中の新海誠監督作品『君の名は。』が、ついに北米に上陸。現地時間4月7日(金)(予定)より、全米、カナダの劇場にて公開されることが決定した。

国内の興行成績は昨年の公開から144日間で観客動員1793万人、興行収入232億円(16/8/26~17/1/16)を突破しており、アジア圏では週末映画ランキングで6冠(映画ランキング1位、日本、台湾、香港、タイ、中国、韓国)を達成し、中国・タイ・台湾では公開された日本映画として歴代興収の新記録を樹立。すでに世界125の国と地域で海外配給が決定しており、今後も、各国で順次公開予定となっている。

北米での公開規模は200スクリーン以上。現地配給の担当者も「将来にわたり長く語り継がれる作品となるでしょう」と意気込みを語っているという。さらに、一部劇場ではRADWIMPSより新たに生み落とされた英語歌唱の主題歌入り本編で上映されることが決定。英語主題歌は「Zenzenzense (English ver.)」含む全4曲。映画『君の名は。』は主人公・瀧とヒロイン・三葉の恋の物語とRADWIMPSが奏でる主題歌が濃密にリンクする作品につき、英語圏で本編を鑑賞する人々へも、映画と音楽が深く絡み合う『君の名は。』の世界を最大限に楽しんでもらいたいという想いから、ボーカル・野田洋次郎が原曲のメロディに合わせて日本語詞を元に新たに英語詞を書き下ろした。英語主題歌4曲は、1月27日(金)より主要配信サイトでのデジタル配信、そして2月22日(水)にはCDのリリースも決定している。

さらに、北米公開決定を記念し、英語主題歌4曲を使用した英語主題歌版本編(※台詞は英語字幕付き)が1月28日(土)から2週間限定で特別上映される。上映劇場などの詳細は公式サイトをチェックしてほしい。

■新海誠監督のコメント
RADWIMPSにとって、メロディと歌詞は切り離せないもののはずです。にもかかわらず、英語圏の観客のために素晴らしい英語歌詞を作ってくれたRADWIMPSに、心より敬意と感謝を申し上げます。『君の名は。』では歌と台詞と物語は渾然一体であり、主題歌の歌詞は主人公たちの叫びでもあります。今回の英語主題歌版で、北米の観客に『君の名は。』の世界をより深く楽しんでいただけることを願っています。

■北米配給会社 創設者/CEO Gen Fukunaga (ゲン・フクナガ)氏のコメント
『君の名は。』という作品に携わることができて大変嬉しく思っています。この作品はすべての人の期待の上を行き、観客と批評家両方の心を即座に掴んでいます。ジャンルにかかわらず美しく感動的なストーリーは大衆を魅了すると信じ続けていますが、『君の名は。』はまさにそのような映画。これから将来にわたり長く語り継がれる作品となるでしょう。

(C)2016「君の名は。」製作委員会