Microsoftは1月11日(現地時間)、Azure Media Services(AMS)の「Live Monitoring Dashboard」をオープンソース化し、GitHub上で公開したことを公式ブログで発表した。

Live Monitoring Dashboardは、AMSのチャンネルや展開状態が安定しているか確認できる.NET C#製Webアプリケーション。アーカイブやエンコード、オリジン遠隔測定エントリーなど各種状態を観察し、データ転送レートやエラーステータス、データドロップによる受信データ率など各種データを提供する。

AMS Live Monitoring Dashboardのアカウントレベルビュー

詳細ビューでは、配信データの予測されるビットレートや断片化により行方不明になった回数や重複するストリームが発生した回数、予測値に基づく実際に配信ビットレートを比較したビットレート比が確認できる。Microsoftは各種製品やツールのオープンソース化を推進しており、AMS関連では「Azure Media Player」用サブクリッピング・プラグインを2016年12月にオープンソース化。2016年11月に開催した開発者向けイベント「Connect(); 2016」では、Linux Foundationへ参加を表明した。

阿久津良和(Cactus)