サイボウズスタートアップスは12月21日、災害時などにおいて、従業員やその家族の安否を確認するためのサービス「安否確認サービス」をバージョンアップし、部門の管理を想定した大規模組織に対応させた「安否確認サービス2」としてリリースした。同日より提供が開始される。

同社がこれまで「安否確認サービス」を4000名規模までの組織に提供してきたが、大規模ユーザーからの問い合わせ拡大を受け、子会社などに部門管理者を配置できる5万人規模での運用を想定した「安否確認サービス2」をリリースした。

これにより、日本の大企業に多く見られる親会社と子会社の関係や、事業部毎に責任者を置く組織形態でも利用でき、子会社や各事業部に責任者を設置することもできる。

全体の「危機管理責任者」が閲覧できる連絡状況

子会社である「cstap製造株式会社」に所属する部門危機管理責任者が閲覧できる連絡状況

また、緊急時の責任者である「危機管理責任者」を子会社に設置できるので、親会社の管理者主導による全体訓練はもちろん、各子会社の中だけで個別に訓練や実際の緊急連絡を行うことが可能になった。

なお同社では、リリースを記念して、2017年3月末日まで無料でお試し利用ができるリリースキャンペーンの受付も開始した。