NECマネジメントパートナーは、コンピュータセキュリティインシデントに対応するための専門チーム「CSIRT」向けトレーニングコースの提供を2017年1月より開始すると発表した。
これは、セキュリティインシデント対応チーム(CSIRT)として必要な実践的な知識や対応について、短期間で効率的に学べるトレーニングコースを開講するもの。提供コースは、「CSIRT強化トレーニング ハンドリング編」「CSIRT強化トレーニング マルウェア感染対応編」「CSIRT強化トレーニング テクニカル編(CTF形式)」の3コースを用意している。
3講座とも、1日のセミナーで、料金(税込)は8万6400円/人。コース概要は次のとおり。
コース名 | 概要 |
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CSIRT強化トレーニング ハンドリング編 | セキュリティインシデント対応チームの立場からインシデントハンドリングを疑似体験する演習。発生するイベントの状況判断や適切な指示内容の検討などをグループで議論しながら進めていく |
CSIRT強化トレーニング マルウェア感染対応編 | 疑似マルウェアプログラムを用いたセキュリティインシデント調査体験演習。限られた条件下での、疑似マルウェアの表層解析を中心に、状況把握のためのヒアリング、感染原因の調査、恒久対策をグループで検討する |
CSIRT強化トレーニング テクニカル編(CTF形式) | CTF(Capture the Flag)形式を採用した、実践型セキュリティ技術演習。複数のステージに設定された技術的な課題をクリアしていくことで、基本的なインシデント解析技術を学ぶ |