家庭・個人向けサービスロボットの開発を行うベンチャー企業のPLENGoer Roboticsは12月15日、第1弾製品として現在開発中のパーソナル・アシスタント・ロボット「PLEN CUBE」の試作機を、2017年1月5日より米国ネバダ州ラスベガスで開催されるCES2017に出展すると発表した。
PLEN CUBEは一辺が約7.5cmの直方体で、小型サイズでありながらカメラ、ディスプレイ、スピーカー、マイクを搭載。フェイストラッキング、音声認識、ジェスチャー認識などの機能により、複雑な入力操作をしなくても声とジェスチャーで指示を与えて、静止画や動画の撮影および保存、共有が可能となっている。
主にインターネットを介して静止画や動画を共有して遠隔地の友人などとコミュニケーションを図ったり、アスリートやアーティストの活動動画の配信、外出時の見守り、といった用途を想定している。また、インターネットに接続しているため、Webから情報を取得したり、家電の制御も可能だ。
PLENGoer Roboticsは日本で小型ロボットを開発してきたプレンプロジェクトと、中国のGoerTek社によるジョイントベンチャーで、これまでになり実用的で人々の生活を効率化する家庭および個人用のサービス・ロボットの開発を目指している。