コネクシオは、Salesforceのデータとも連携できる企業向け・クラウド電話帳コラボレーションアプリ「kumoden(くもでん)」を12日リリースした。

kumodenは、スマートフォン端末に情報を残さずクラウド上の電話帳データから顧客や社内の連絡先に発信できるWeb電話帳アプリケーションで、Salesforceの人物情報データベースと連携も可能なため、Salesforceの情報を更新すると自動的に各ユーザーの電話帳データを更新。一元的な運用が可能になるほか、IP電話アプリと連携したプレフィックス自動付加機能でのコスト削減、セキュアなチャット型メッセージ機能も搭載する。

Kumoden構成イメージ(同社資料より)

人をつなぐ、価値をつなぐ"を掲げる同社。キャリア認定ショップの運営や大手カメラ/家電量販店への携帯電話の卸売や販売支援を行うコンシューマ支援事業と携帯端末の提供・運用サポートを通じて培ったノウハウを活かした法人向けソリューションを広く展開している。

スマートフォンなどモバイル端末を活用したワークスタイル変革が顕著な中、「営業支援システムの顧客 データベースとモバイル端末の連絡先データを一元管理したい」「情報漏えいや従業員による情報抜き出しのリスクを解消したい」といったニーズの高まりを今回のサービス提供の背景として挙げている。

同社はSakesforceの販売も行っており、モバイル端末の販売、セキュリティ環境の設計、運用とワンストップでの一貫したサービスが提供できる。なお公式Webサイトでは、30日間無料で利用できる体験版も提供している。