日本ユニシスは11月30日、マイクロサービスアーキテクチャ(業務ロジックをサーバサイドで小さなサービス単位のWeb APIとして公開し、画面表示ロジックをクライアントデバイスにもたせて、Web APIを通じて業務ロジックを呼び出すシステム構成)でのシステム構築を可能にするWeb API機能と新たな実装方式を採用した、フロントシステム基盤「ClothoCore 3.0」の提供を開始した。

マイクロサービスアーキテクチャーは、業務ロジックと画面表示ロジックが独立しているため、画面が自由に実装でき、変化に対応しやすいシステム構成となっている。ClothoCore3.0は日本ユニシスが整備したフロントシステム向けWeb開発プラットフォーム「ClothoFeats」のフレームワークに位置づけられ、DevOps基盤「CDSuite」と連携してシステム開発を行うことが可能だという。

Web開発プラットフォーム「ClothoFeats」構成図

また、ECサイトなどで求められるマルチデバイス、マルチブラウザーに対応するためのコンテンツ切り替え機能やコンテンツ管理者とアプリケーション開発者が分業できる仕組み、ユーザーのログイン状態管理、メール送信、プッシュ通知などの各種機能を提供する。

ClothoCore3.0(Maia3.0 ClothoCoreオプション)のライセンス価格は、1サーバあたり年額20万円(税別)~となっている。