日本テラデータは11月24日、米Teradata子会社の米Think Bigが提供するオープンソースに特化したビッグデータ・コンサルティング・サービス「Think Big Velocity」を、日本国内で提供開始したと発表した。

Think Bigは、Hadoopなどのオープンソースに特化し、独自のビッグデータ・フレームワーク「Think Big Velocity」を活用した、包括的なコンサルティング・サービスを提供している。

Think Big Velocityでは、企業のビジネス要件や戦略に適したビジネス・ユースケースを特定し、適切なアーキテクチャを設計する。既存の商用ソフトウェア製品とオープンソースソフトウェアを組み合わせたアーキテクチャの構築も可能。また、企業が現在行っているビッグデータ・プロジェクトのアーキテクチャを評価し、ビッグデータ・ロードマップの策定も行う。

また、企業の分析に関する取組み状況の評価、予測分析を活用したPoC(Proofs of Concept)の支援、その結果の実装。Think Bigアセットである分析モデルを「Data Science as a Service」として実装することも可能。

その他、最新のオープンソース・テクノロジーに関するトレーニングや、ビッグデータ・システムの運用管理と最適化を行うマネージド・サービスなどを提供する。

テラデータは、Think Bigのビッグデータ・コンサルティング・サービスの販売を開始することで、デジタル化の加速により複雑化する企業のビッグデータ戦略の取組みを柔軟にサポートし、競争力強化に貢献していくとしている。