プラネックスコミュニケーションズは11月17日、オフィスのIP電話やネットワークカメラに適したPoE対応の8ポートスイッチングハブである「FX-0404IMP2」を同25日に発売すると発表した。価格はオープン。

「FX-0404IMP2」

新製品は、放熱性を有するメタルボディを用いた電源内蔵スイッチングハブ。8ポート中4ポートがPoE給電機能に対応し、オフィスの部署・グループごとの設置に適しており、PoE対応ポートはIP電話やネットワークカメラなどに、通常ポートはPCで利用できる。

従来製品「FX-0404IMP」の後継機にあたり、PoE機能の性能は継承しつつ、MACアドレス登録数を1024個から2048個に増加したほか、同時接続可能なIP電話やPCなどの台数も倍増させた。動作環境の温度上限は40℃から50℃に上昇し、幅広い環境での利用を可能としている。

FX-0404IMP2の使用イメージ

また、新製品はPoE給電機能対応の10/100BASEポートを4ポート搭載しながら、コンパクトサイズを実現し、配線の終端にあるデバイスが電源コンセント不要になるため、設置時のレイアウトの自由度が向上。信号線を給電に使用するType A給電方式を採用しているため、芯線の少ない特殊なLANケーブルでも使用できる。

さらに、全ポートにAuto MDI/MDI-X機能を搭載し、接続したケーブルのストレート/クロスの種別を自動判別するため、結線ミスによる配線トラブルを未然に防ぐとしている。そのほか、19インチラック用マウントキットが付属しており、ラックへの取り付けを可能としている。