トヨタ自動車(トヨタ)は11月18日、米国カリフォルニア州において、大型トラック(セミトレーラートラック)へ燃料電池を搭載するフィージビリティスタディを進めていくと発表した。

同社は、走行中にCO2を一切排出しない「ゼロエミッション車」として、燃料電池自動車の「ミライ」を国内外で提供しているが、乗用車に加えて、大型トラックへの燃料電池技術の応用により、将来的には貨物輸送におけるゼロエミッション実現に貢献することを視野に入れ、同調査を行っていくとしている。同調査の進展に関する詳細は、今後プロジェクトの進捗に応じて順次公表される予定。

なお、日本において同社は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、東京都を中心に100台以上のFCバスの導入を予定している。それに先立ち、2017年はじめにはFCバスを販売する予定だ。