16日(現地時間)、Microsoftは同日から18日の3日間、米ニューヨークで開催中の開発者向けイベント「Connect(); 2016」の基調講演で、Linux Foundationへ参加することを発表した。プレスリリースによると、Linuxの普及をサポートする非営利団体へプラチナメンバーとして参加することで、オープンソースコミュニティとの連携を強化し、エコシステムを強化する重要なステップだと説明している。
Microsoft EVP Cloud+EnterpriseのScott Guthrie氏は、Linux FoundationエグゼクティブディレクターのJim Zemlin氏をステージに招き入れ、次のようにコメントした。「Microsoftは2009年からLinuxカーネルへの開発に参加し、昨今のオープンソース活動を評価する。(Microsoftのコメント『Microsoft Loves Linux』に対して)我々も『We Love you too』と言いたい」(Zemlin氏)。
Connect(); 2016では、この他にもVisual Studio Mobile CenterPreviewやVisual Studio Tools for Docker Public Previewのデモンストレーション、Azure App ServiceおよびVisual Studio Team Servicesによるコンテナーのサポートなどを明らかにした。
阿久津良和(Cactus)