トレードシフトジャパンは11月10日、取引先から送られてくる請求書をデジタル化し、請求書の受領から支払いまでの業務をすべてオンラインで実現するパッケージサービス「バイヤー電子請求書ベーシック」の提供を開始した。

「バイヤー電子請求書ベーシック」イメージ

同パッケージは、企業間取引プラットフォーム「Tradeshift」の基本機能である電子請求書の作成・発行・送受信やデータの10年間保存などのサービスに加え、受領した請求書に勘定科目など支払い処理に必要な項目を追加入力して支払い承認のための回覧ができるワークフローアプリと、承認が下りた後の支払いデータをCSV形式でダウンロードするアプリを組み合わせたもの。あらかじめ標準的な設定を施すことで、主に中小企業の経理・支払い業務において短期間で導入できるようにしている。

このパッケージの利用により、請求書のファイリングや保管、承認回覧に伴う事務処理、データ入力などのマニュアル作業が大幅に削減でき、社内の情報共有やガバナンス強化、在宅勤務の推進など企業の働き方の変革を促す基盤を構築することが可能となる。

パッケージを利用したい企業は、必要事項をトレードシフトジャパンに送付することで、最短1週間で運用開始が可能。また、自社の会計システムとの自動データ連携を希望する場合は、有償のデータ連携アプリの利用も可能となる。 価格(税別)は、月額5万円(年間契約の場合)。

パッケージを利用したい場合の必要事項