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シマンテックは9日、同社のエンドポイントセキュリティ最新版となる「Symantec Endpoint Protection 14」を発表した。

「Symantec Endpoint Protection 14」は、基本的なエンドポイントセキュリティに高度な機械学習、memory exploit mitigation(メモリ エクスプロイト ミティゲーション)を単一エージェント内で融合させたソリューションとして進化、多層的な防御を提供する。軽量性も進化しており、旧世代と比較して70%のメモリーフットプリント削減を実現しているという。また、Bluecoatとのテレメトリの統合により強化された脅威インテリジェンスにより、1億7500万の消費者と企業エンドポイント、1億6300万の電子メールユーザー、8000万のWebプロキシユーザーを保護。1日あたり80億近いセキュリティリクエストを処理するなど、そのセキュリティボリュームの大きさを増しており、クラウド上にも実装されている機械学習との精度効果も期待される。

シマンテックの社長兼最高執行責任者(COO)であるマイケル フェイ(Mike Fey)氏は「Symantec Endpoint Protection 14はエンドポイント保護における大きな躍進であり、単一のプラットフォームのエンドポイントセキュリティに対して最新のイノベーションを提供します。これは人工知能が実現する、世界最大かつ最強の脅威インテリジェンスに支えられた、クラウドによる多層型の保護機能であり、まさにエンドポイントテクノロジーにおける最善の選択肢といえます。Symantec Endpoint Protection 14は、企業が今日の高度な脅威に対抗するために必要としている、統合型サイバー防衛戦略の基本要素です。」と述べている。