インフラジスティックスは10月31日、Web、モバイル、デスクトップそれぞれのプラットフォームに対応する統合開発コンポーネントスイートの最新版「Infragistics Ultimate 2016 Vol.2 日本語版」の提供を開始したと発表した。

2016 Vol.2では、業務アプリケーションやレスポンシブWebアプリケーションの構築を支援するHTML/JavaScriptツールキット「Ignite UI」にてAngular 2やReact、ASP.NET CoreなどのWebフレームワークとの連携を向上させたほか、グリッドの機能拡充を実施。また、グリッド、チャート、Officeライブラリを除くIgnite UIのコア コントロールをオープンソース化。これにより、約40種類のコントロール、テーマを利用することが可能になったほか、GitHubレポジトリでは、Ignite UI Angular 2コンポーネント定義、React用Ignite UI拡張機能を同じくオープンソースとして公開したとしており、Ignite UIコントロールを主要なJavaScriptフレームワークと組み合わせて利用することが可能になるとする。

さらに、新しいコントロールセットとして新規にスマートフォン、タブレット、プログレッシブWebアプリケーションをターゲットとするAngular 2コントロールをIgnite UI JS Blocksとしてオープンソース化したとする。 なお、1開発者あたりの通常サポート付き購入価格は、Infragistics Ultimate 2016 (JP) Vol.2が19万8000円(税別)、Infragistics Professional (JP) 2016 Vol.2が16万8000円(同)、Ignite UI (JP) 2016 Vol.2が9万5000円(同)、プライオリティーサポート付き購入価格がInfragistics Ultimate 2016 (JP) Vol.2が24万8000円(税別)、Infragistics Professional (JP) 2016 Vol.2が21万8000円(同)、Ignite UI (JP) 2016 Vol.2が14万5000円(同)となっている。いずれも初年度のサブスクリプション費用を含んでいるほか、初年度以降については、初年度の半額にて更新することが可能だという。

Infragistics Ultimate 2016 Vol.2 日本語版などの価格