JR西日本は琵琶湖線(東海道本線)稲枝駅で2013年から進めてきた自由通路と橋上駅舎の工事が間もなく完了し、12月11日始発から供用開始すると発表した。西口通路も同日開催の完成記念式典終了後から使用を開始する。

琵琶湖線稲枝駅の自由通路・橋上駅舎完成イメージ(JR西日本提供)

橋上駅舎化により、現在は東口にある改札口・駅事務室・コンコースは2階に移転。みどりの窓口は廃止され、代わって「みどりの券売機プラス」が設置される。通常の「みどりの券売機」では購入できないジパング割引や学生割引のきっぷの購入、きっぷの乗車変更や払戻しなどが可能な券売機とのこと。改札内とホームを結ぶエレベーターも12月11日から供用開始される。

線路をまたいで東西を往来できる自由通路の供用開始にともない、東西に各1基ずつ設けた自由通路のエレベーターとエスカレーターも稼働開始する。トイレは改札内から自由通路に移される。