fossBytesに10月26日(米国時間)に掲載された記事「WiGig — Wi-Fi 802.11ad Has Finally Arrived With Insane 8Gbps Download Speeds」が、WiFi Allianceによって802.11adスタンダードが認証されたと伝えた。通称「WiGig」と呼ばれるこの規格に対応したデバイスが来年には市場に出回り、最初のプロダクトはIntel、Dell、Qualcommから提供されることになるだろうと説明がある。
WiGig対応のプロダクトとして最初に出荷が見込まれているプロダクト一覧は次のとおり。
- Dell Latitude E7454/70
- Intel Tri-Band Wireless
- Peraso 60GHz USB Sdapter Reference Design Kit
- Qualcomm Technologies 802.11ad Wi-Fi client and router solution
- Socionext 802.11ad Reference Adapter
WiGigでは60GHzのチャンネルをデータの転送に利用し、10メートルにわたって数Gbpsのデータ転送を可能にすると見られている。従来のWi-Fiデバイスを補完するとともに、現実拡張デバイス、仮想現実デバイス、マルチメディアストリーミング、ハイエンドゲーム、ネットワークアプライアンスなど高速通信が必要とされるデバイスので採用が進むことが予想される。