JR東日本、東京メトロ、東急電鉄は7日から、各社がそれぞれ提供しているスマートフォンアプリの連携を開始した。列車走行位置と時刻表を3社のアプリで相互に連携させることで、よりスムーズな情報を取得が可能になるという。
連携を開始したのは「JR東日本アプリ」「東急線アプリ」「東京メトロアプリ」の3つ。 各社アプリの「列車走行位置」ページと時刻表ページに他の2社アプリからのリンクボタンを設け、リンクボタンをタップすることで他の2社のアプリが起動し、他社線内の列車走行位置や他社の時刻表をスムーズに確認できるようになった。
列車走行位置連携の対象となる路線は、JR東日本の17路線、東京メトロ全線、東急線全線。時刻表連携の対象駅は、3社のアプリを連携した場合は渋谷駅・目黒駅。「JR東日本アプリ」「東京メトロアプリ」の連携では32駅、「JR東日本アプリ」「東急線アプリ」の連携では9駅、「東京メトロアプリ」「東急線アプリ」の連携では中目黒駅となる。
連携開始をPRするプロモーションもスタート。2種類のポスターを各社の主要駅に掲出するほか、各社で車体広告も実施する。車体広告の実施路線と期間は、JR東日本が山手線1編成にて10月10~23日、東京メトロは東西線1編成で10月16日から2017年3月末日まで(予定)、東急電鉄は東横線・目黒線・田園都市線各1編成で10月7日から2017年9月末日まで(予定)。