レノボ・ジャパンは10月5日、法人向け手のひらサイズのデスクトップ シンクライアントシステム「ThinkCentre M600 Thin Client」を発表し、販売を開始した。
新製品は、筐体サイズが約1リットルとレガシーポートを豊富に搭載した約2.5リットルの2モデルを揃えており「M600 Tiny」と同じ筐体を採用している1リットルモデルは、1辺のサイズがゴルフボール4個分と省スペース設計となっている。
また、レノボのモニター製品の背面への装着も可能とし、17インチから27インチまでの画面サイズから利用できることに加え、米国軍用規格Mil-Specの8項目に適合した堅牢性・耐久性を備えるという。両モデルともにCPUはインテル Braswell Celeron N3010、OSはWindows Embedded Standard 7(WES7)とLenovo Terminal Operating System(LeTOS)を選択できる。
そのほか、ファンレスデザインで静音性と低省電力を実現していることほか、オンボードグラフィックで最大3画面モニターへの出力に対応し、6つのUSBポートを標準搭載。加えて、オプションのツールレス対応スクリューにより、工具無しで簡単に筐体を開けることを可能としている。