SUSQUEは10月3日、クラウド型人事・労務分析プラットフォーム「サブロク」上で、従業員1人ひとりの4~5カ月後の退職確率を予測する機能を提供した。

AIによる予測・データ管理方法

同技術は、AI(人工知能)を利用し、勤怠データから4~5カ月後の退職確率を予測するというもの。出勤・退勤時間の微妙な変化、残業時間の多寡、有給休暇の取得回数の状況などをAIエンジンで分析する。以前から同社では、手動分析を基にした「退職確率算出サービス」を提供していたが、同機能をサブロクの一機能として搭載することで、ユーザー自身で分析が行えるようになる。

同社によると、退職に伴うコストは、中途入社社員の場合では1名当たり約460万円掛かるという。また、社内の重要な人材が退職することで、周囲の人材の退職リスクが上昇する恐れがある。また、あらかじめ予測することで、企業にとって望ましくない退職防止や不調の社員のケアといった対策が行えるメリットがある。

サブロクの提供価格(税別)は、従業員500人規模の場合が月額25万円、年間管理費が20万円。