5日辺りになると発表した。2016年9月末でのアナウンスが予定されていたが、急遽発表されたセキュリティフィックスを取り込むためにリリースが延期となった。

FreeBSD - The Power To Serve

FreeBSDプロジェクトのリリースエンジニアリングチームは9月28日(米国時間)、「[FreeBSD-Announce][REVISED][HEADS-UP]11.0-RELEASE status update」において、次期メジャーアップグレードバージョンとなるFreeBSD 11.0の正式なアナウンスは10月5日辺りになると発表した。2016年9月末でのアナウンスが予定されていたが、急遽発表されたセキュリティフィックスを取り込むためにリリースが延期となった。

FreeBSD 11.0-RELEASEのインストールイメージはすでに世界中のFTPサーバなどに配布されており、すでにインストールして利用しているユーザーもいると見られる。FreeBSDリリースエンジニアリングチームはセキュリティフィックスを取り込んだバージョンをFreeBSD 11.0-RELEASE-p1として作成し、正式なリリースはFreeBSD 11.0-RELEASE-p1を対象にして実施されると思われる。

FreeBSDはベースシステムにOpenSSLを取り込んでいるが、OpenSSLプロジェクトは2016年9月末にかけて脆弱性を修正したバージョンを公開。FreeBSDプロジェクトはこれを受けてOpenSSLをアップデートするためのセキュリティアドバイザリ(FreeBSD-SA-16:26.openssl)を発行しており、これに対応するためのリリース延期と見られる。