9月22日(現地時間、以下同様)、Microsoftは教育向けMinecraftである「Minecraft: Education Edition」を11月1日にローンチすることを公式ブログで発表した。価格はユーザーあたり年間5ドル。地区ごとのライセンスモデルも用意する。

Minecraft: Education Editionは1つの世界に最大30人の生徒が参加できる(公式ブログより抜粋)

Minecraft: Education Editionは、Microsoftが6月から早期アクセスプログラムを開始し、3万5000人以上の生徒や教育関係者が検証を繰り返してきた。正式ローンチ版では、Minecraftの世界で生徒の管理や通信を行う「教室モード」を強化し、教育者は生徒がゲーム内でどの地域にいるかひと目で分かるマップビューが表示される。

Microsoft UKの公式ブログによれば、教育者はNPC(ノンプレイヤー キャラクター)として、世界のガイド役を務めて、生徒たちに学習目標の設定や情報、指示を与えられる。ゲーム内では黒板が使用可能。

教育者側はスレートやポスター、ボードを使って生徒たちに情報を提供できる(公式ブログより抜粋)

また、「Minecraft: Windows 10 Edition Beta」に追加された機能やスキン、新たなオブジェクトなどは逐一Minecraft: Education Editionへ反映される。Minecraft: Education Editionは、最大30人の生徒は別のサーバーを必要とせず、1つの世界で体験を共有できる。

MicrosoftによるMinecraftの世界シェア率(公式ブログより抜粋)

阿久津良和(Cactus)