俳優の沢村一樹が、日本テレビ系主演ドラマ『レンタル救世主』(10月9日スタート、毎週日曜22:30~23:25 ※初回は22:00~)の主題歌を、歌手のJUJUとデュエットすることが20日、明らかになった。

JUJU(左)と沢村一樹=日本テレビ提供

沢村は当初、JUJUが主題歌を歌うと聞いていたが、今月中旬にJUJUが沢村のもとを訪れ、「レンタル救世主として一緒に主題歌を歌ってください」と依頼。驚いた沢村だったが、ドラマの役である明辺悠五への"レンタル救世主"としての依頼ということで、「全力で取り組みます!」と快諾し、「JUJU feat. 明辺悠五」のデュエットソングが誕生することになった。歌謡曲の雰囲気をまといながらも、アップテンポな曲調となっている。

その後、ボイストレーニングなどを積んでレコーディングに臨んだ沢村は、無事に歌い終わり、「とにかく緊張しました」と心境を吐露。自身への主題歌の依頼については「3度聞き返しました(笑)」というが、「歌い始めてみるととても楽しくて、なんでも一度はやってみるものだな、と思いました」と満足の様子だ。

一方のJUJUは「昔から沢村さんのことは大好きだったので、まさか一緒に歌える時が来るなんて思っていませんでした。『レンタル救世主』様様です!(笑)」と感激。楽曲については「ドラマが、助けてと言えない人、人を信じられない人が、心のSOSをレンタル救世主に依頼し、救世主もまた依頼主に信じてもらうため命を懸けて依頼に応える、というどこか切なく、でも最後は温かい作品だと感じ、その思いを込めて作りました」と説明している。

このドラマは、電話1本で、どんな無理難題もこなす救世主が現れるという新機軸のレンタル会社が舞台。救世主となってやってくるのは、莫大な借金を抱えていることから「命をかけて救世主をさせられる」という、お人好しのダメ男・明辺悠五(沢村)で、お金と家族のために命をかけ、仲間とともに危機を解決していくという痛快ストーリーだ。