Coltテクノロジーサービスは9月13日、東京商品取引所(TOCOM)のデリバティブ取引を日本取引所グループが運営するJ-GATE取引システムに移行することにあわせて、国内外の市場参加者に対して新たにTOCOMのマーケットデータを提供開始すると発表した。

取引インフラを設置している企業は、TOCOMの主要商品である金、ゴム、石油を含む全てのTOCOM商品のローデータを提供するTOCOM ITCH1 マーケットデータに超低遅延でアクセス可能となるほか、金融エクストラネット「Colt PrizmNet」や超低遅延のネットワークサービス、「MarketPrizm2 プレミアムコロケーション」などColtが提供する全てのネットワークサービスおよびコロケーションサービスも利用可能となるという。

TOCOMの先物取引は2016年9月20日から、低遅延のマッチングスピードに対応できるJ-GATEエンジン上で取引が開始される予定。