『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』に続く『ルパン三世』のスピンオフ劇場アニメ「LUPIN THE IIIRD」シリーズ最新作『LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門』が、2017年2月4日より全国公開されることが明らかになった。
本作では、『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』(2014年)にてガンマン・次元大介の生きざまをクール、そしてハードに描いたスタッフ陣が再び集結。前作を5,000枚以上超える原画で、若き日の五ェ門を突き動かす守れなかった記憶、そして最強の剣士誕生の瞬間が語られる。監督・作画監督には『REDLINE』(2010年)の小池健氏、脚本は新TVシリーズ『ルパン三世』で構成・脚本を務めた高橋悠也氏が担当する。音楽は『REDLINE』のジェイムズ下地氏。
また、アニメーション制作は「ルパン」シリーズに長年携わってきたテレコム・アニメーションフィルムが務め、『ルパン三世 カリオストロの城』(1979年)などを手がけ、第25回日本映画批評家大賞アニメーション部門で功労賞を受けた友永和秀氏も原画に参加。プロデューサーは新TVシリーズ『ルパン三世』の浄園祐氏が務める。
9月9日に新宿バルト9で行われたイベントでは浄園プロデューサーをはじめとしたスタッフ陣が登壇。浄園氏は「いままでの五ェ門で一番斬っている」、脚本・高橋氏は「しゃべるシーンをたくさん作った」と、かつてない五ェ門の姿が描かれるようだ。さらに高橋氏は、「五ェ門の"刀を抜くことの意味"を大事に、彼の哲学・魂を描きました」と説明。小池監督も「一回斬って終わりではなく、緊張感のあるギリギリの戦いを描きます」とこだわりを語った。
声優キャストは石川五ェ門役の浪川大輔をはじめ、ルパン三世役の栗田貫一、次元大介役の小林清志、峰不二子役の沢城みゆき、銭形警部役の山寺宏一らおなじみの実力派が顔をそろえる。
原作:モンキー・パンチ(C)TMS