JR西日本はこのほど、宇野みなと線・瀬戸大橋線で運行されている観光列車「ラ・マル・ド・ボァ」について、10月から岡山~尾道間で運行させると発表した。列車愛称は「ラ・マル しまなみ」とする。

10・11月の5日間、岡山~尾道間で観光列車「ラ・マル しまなみ」を運行

「ラ・マル しまなみ」は10月1・2日と11月12・13・23日の5日間のみの運行で、岡山~尾道間を1日1往復運転。下りは岡山駅10時19分発・尾道駅11時42分着、上りは尾道駅15時47分発・岡山駅17時9分着。下り・上りともに途中で乗降できるのは倉敷駅のみとなる。海沿いを走行する東尾道~尾道間では、尾道水道の景観を楽しめるように速度を落として運転。車内販売では「ラ・マル しまなみ」の沿線にゆかりのあるメニューなどを販売する。

料金は、岡山~尾道間が2,300円(運賃1,320円・指定席グリーン券980円)、倉敷~尾道間が2,120円(運賃1,140円・指定席グリーン券980円)。サイクルスペースを利用する場合は、利用日1カ月前の10時から前日まで配布する利用券(無料)を事前に入手する必要がある。

「ラ・マル しまなみ」の運行に合わせ、地元の協力を得て尾道の魅力を体感できるガイドツアーやクルージングなども用意するとのこと。