トヨタ自動車は31日、新型軽乗用車「ピクシス ジョイ」を発売した。トヨタ自動車とダイハツ工業との間で合意した軽自動車OEM供給車となる。

トヨタの新型軽乗用車「ピクシス ジョイ」は3つの車両タイプを用意

同車はクロスオーバータイプの「ピクシス ジョイ C」、ファッションタイプの「ピクシス ジョイ F」、スポーツタイプの「ピクシス ジョイ S」という3つの車両タイプを設定したほか、「ピクシス ジョイ C」「ピクシス ジョイ F」は15色、「ピクシス ジョイ S」は11色という多彩なカラーバリエーションを用意した新型軽乗用車となる。

「ピクシス ジョイ C」は樹脂のガーニッシュ(フロント・リヤ)や大径タイヤ(165/60R15タイヤ)を採用するなど、クロスオーバーを感じさせるエクステリアを追求。最低地上高を180mm(他のモデルより+30mm)とし、雪道や山道での走破性を確保したタイプとなる。「ピクシス ジョイ F」は、バンパーモール(フロント・リヤ)やサイドロッカーモールなど随所にメッキ加飾を施し、洗練されたエクステリアを演出。シート表皮にはなめらかな触り心地のスエード調フルファブリックを採用し、上質な乗り心地に寄与したタイプに。

「ピクシス ジョイ S」は、バンパー(フロント・リヤ)など専用エアロパーツの採用に加え、内外装の随所に赤色のアクセントを施すことでスポーティさを強調。スポーティサスペンション(2WD車)やMOMO製革巻ステアリングホイール(7速マニュアルモード/パドルシフト付)などを採用し、よりスポーティな走りを追求している。

技術面では、ダイハツ工業の最新低燃費技術「e:Sテクノロジー」を採用たことで、JC08モード走行燃費30.0km/リットル(4WD車を除く)の低燃費を実現し、全車がエコカー減税の対象となっている。衝突回避支援システム「スマートアシスト II」も設定(「C X」を除く、「F X」は標準装備)し、安全な運転を支援する。

価格は「ピクシス ジョイ C」「ピクシス ジョイ F」が122万400~151万7,400円、「ピクシス ジョイ S」が162万円となっている(価格はすべて税込)。

「ピクシス ジョイ C」

「ピクシス ジョイ F」

「ピクシス ジョイ S」