JR東日本秋田支社・盛岡支社は、田沢湖線が全線開通してから今年で50周年となることを記念し、「田沢湖線全線開通50周年記念キャンペーン」を実施する。ラッピング列車の運転や団体専用列車による日帰りツアー、駅でのイベントなどが予定されている。
ラッピング列車は田沢湖線の普通列車に使用される701系5000番台(2両2編成)を使用し、沿線の四季折々の美しい風景を外観に掲出。10月8日から12月下旬まで、田沢湖線盛岡~大曲間で運行される。
田沢湖線の普通列車を団体専用列車とし、特別に秋田駅から盛岡駅まで運転する日帰りツアーも企画された。この企画にはラッピング列車が使用され、秋田新幹線「こまち」の2倍以上となる約3時間半をかけて秋田~盛岡間をゆっくりと走行。盛岡駅に到着した後は「つなぎ温泉」で食事と入浴を楽しみ、秋田駅に帰着する。実施日は10月8・22・29日。
家族そろって楽しめる駅イベントも開催。10月8日に大曲駅、8~10日に横手駅、22日に田沢湖駅、29日に角館駅でそれぞれ開催される。詳細は決まり次第発表となる。
田沢湖線の魅力を伝える写真を募集し、ポスターに加工して駅に掲出する企画も決定。9月1~30日の期間で写真を募集し、11月1日から12月下旬まで各駅に貼り出す。写真の応募は秋田支社ウェブサイト内専用ページのメールフォームから行う。応募要件などの詳細も専用ページで確認できる。