4月まで放送されていたNHK連続テレビ小説『あさが来た』などで注目を集める女優・小芝風花(19)が、映画『天使のいる図書館』(2017年春公開)で主演を務めることが、このほど発表された。
本作は、奈良・葛城地域観光協議会で4月に発足された「葛城地域観光振興シネマプロジェクト」の企画により製作。葛城地域に実在する図書館が舞台となり、主人公の新人司書・吉井さくらが、図書館に来た老婦人の願いをかなえたり、さまざまな人々と交流したりしながら、地域の歴史や文化を理解し、成長していく様子を描く。メガホンを取るのは、『桜ノ雨』(16年)などのウエダアツシ監督。『ストロベリーショートケイクス』(06年)などを手がけてきた狗飼恭子氏が、脚本を執筆する。
主人公・さくらを演じる小芝は、その役の中で「少しずつ変わっていく様子を丁寧に演じたい」とアピール。「クランクイン前には実際にいろいろな図書館に行ってみたい」と意気込みながら、「映画を通して葛城地域の素晴らしいところを知っていただき、実際に奈良県まで足を運んでいただけたらうれしい」と呼びかけている。