丸紅情報システムズは、ブレインズテクノロジーと販売代理店契約を締結、エンタープライズ検索エンジンソリューション「Neuron Family」の販売を29日より開始する。
Neuron Familyは、AI分野の技術を軸に企業向けのサービスを手がけるブレインズテクノロジーが開発するエンタープライズ検索エンジンで、日々進化していくオープンソースのテクノロジーApache Solrを活用。「Neuron Document Search」「Neuron Image Search」「Neuron Smart Repository」「Neuron Cloud」の4種類の製品から構成され、マニュアルなしでも使いこなせるユーザーインタフェース、機械学習を利用した画像検索やサムネイル表示、クラウド&オンプレミスの横断検索、ログ情報の詳細な可視化など最新のテクノロジーを自社内のデータに活用できる。
企業内の蓄積データは増加し続けており、システム内部の検索に時間がかかること、検索するデータ量に比例してライセンスコストが増加するシステムが多いなか、ライセンス構成がシングル版とサーバー無制限版の2種類、利用者数や検索対象文書のデータ量による制限が無いなどコスト上のメリットもある。
丸紅情報システムズは1965年に設立、以来数多くのソリューション導入を多様な業界に取り入れてきた実績を持つが、NetApp社の大容量データを蓄積するファイルストレージを長年にわたり取り扱うなど、企業における大規模データ取り扱いの知見も重ねている。同社では企業内情報資産の有効活用をソリューションとして展開し、初年度1億円の売げを目指す、としている。